これから冒険が始まります。これを冒険だと考えてください。あなたはきっと、新しい自分に生まれ変わるでしょう。― L. ロン ハバード

1950年の秋、『ダイアネティックス』は、「合衆国で嵐を巻き起こす」といったまさに適切な表現で大見出しを飾りました。当時、『ダイアネティックス:心の健康のための現代科学』はすでに7版目の印刷に入っており、国内中のベストセラーのランキングを上り詰めると同時に、何百ものグループが出現しました。

その渦中にいたL. ロン ハバードは、心の分野で初めて本当の結果を得る新しい技術を講演、指導、自ら実演し、文字通り国中を駆け回っていました。ニュー ジャージー州、エリザベスで旗揚げされたハバード・ダイアネティックス調査協会は間もなく、ダイアネティックス・メンバーの成長を助けるべく、ニューヨーク、シカゴ、ホノルル、ロサンゼルス、ワシントンD.C.に支部を設けました。9月の中旬、L. ロン ハバードは北カリフォルニア最大のダイアネティックス・グループのひとつに招かれ、カリフォルニア州、オークランドへと列車で向かいました。彼が講演にやって来るという噂は、サンフランシスコ湾の地域に瞬く間に広がり、L. ロン ハバード自身が地元テレビ局KGOのまれなテレビ・インタビューを受けることによってさらに火がつきました。

9月23日の土曜日にオークランドの公会堂は、著者自身がダイアネティックスという画期的発見を話すのを聴きたいという数千人の聴衆で埋まりました。そのようにしてブック・ワンという主題に関して、L. ロン ハバードによって与えられてきた講演の中でも最も有名な講演シリーズが始められました。

始めの言葉の中で、L. ロン ハバードは人間の心へと入っていく自分の研究の火付け役となった出来事と、ダイアネティックスという画期的な技術への彼の個人的な旅について述べました。そして、彼はこれらの画期的発見を展開させたばかりではなく、本の出版以来の自分のさらなる発見をも述べたのです。そして最終的に彼は、ダイアネティックスの手順を舞台で個人的に実演しました。このように録音されたものはこれ以外に存在していません。

これらの講演は、ブック・ワンにおけるL. ロン ハバードの決定的な声明として成り立っており、米国中に吹き始めた嵐から放たれた稲妻は、永遠に人間の心、その潜在能力、その未来に対する視点を変えてきています。

反応心という彼の発見と、それを取り除く技術に関するL. ロン ハバードの画期的な講演です。